TOEIC900点に必要な読解力

最初の15日=何もしなくて良い

後半の15日=1日1問を徹底的に

リーディング力は単語力

リーディング力は単語力、文法力を合わせ込んだ総合力だ。なので実力の不足しがちな前半15日はリーディングに取り掛かる必要はない。その前に単語力と文法力を重点的にマスターしよう。そしてある程度基礎力がついてきたとおもったら、はじめに挑んだTOEIC公式問題のリーディングパートをもう一度解いてみよう。先の15日で覚えた単語やイディオムになんども出くわすはずだ。逆に単語力が乏しいままリーディング挑むのは、ストレスがたまるし、あまりスマートな勉強法とはいえない。TOEIC900点取得に必要な単語学習法はこちらにまとめられているので参考にして欲しい。

リーディング力はリスニング力

リーディングおける速読力が弱いとお悩みの方もいらっしゃるだろう。それはリスニングの勉強で代用可能だ(後述)。よって、リーディングの勉強に力点を置く前にリスニングをこなしておく方が良い。こちらのTOEIC900点達成スケジュールにあるように、前半15日でリスニングの精聴に馴染んでおくと、必然的に読解力・速読力がつくようになるのでリーディングにかける時間を節約することができる。TOEIC900点取得に必要なリスニング学習法はこちらにまとめられているので参考にして欲しい。

問題集は公式問題集でOK

ちなみにリーディングに特別な問題集は不要だ。公式問題集を使えば良い。TOEIC900点達成スケジュールに紹介したように、16日目の中間模試の成績に応じて、後半15日間でリーディング対策にかける時間を決めよう。
TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉TOEICテスト新公式問題集〈Vol.2〉TOEICテスト新公式問題集

読解力と単語力

I deeply venerate him.

この文章を読むとき、”venerate(尊敬する)”という単語の意味を知らなければ何分たっても意味を理解することが出来ない。つまり、単語で躓くと読解力どころではなくなるのだ。TOEIC900をとるときは読解で90%以上のスコアをとる必要があるが、単語力が乏しくては太刀打ち出来ないというのが現状だ。

よく、「その単語をしらなくても前後の文脈から判断することはできる」という人がいるが、TOEICではそんな悠長なことをやっている時間がない。特に、リーディングは短時間に大量の文章を速読する必要がある。文章の冒頭で2,3個知らない単語が出てきたら、かなり悲惨な目にあう。読み進めても読み進めても文章の主題をはっきりとつかめないままで、最終的に間違った選択肢を選ばされてしまう。一方、ちゃんと単語さえ抑えておけば、リーディングなんてちょろいもんだ。

よって、30日の前半は単語に注力する、というのが勝利への近道だ。単語力が乏しいままリーディングをやっても何の意味もない。TOEIC900点取得に必要な単語学習法はこちらにまとめているので参考にしていただければと思う。

司馬遼太郎の最後の将軍の英語版
TOEIC900点程度の単語力では歯が立たない。単語力は読解力、である。

長文読解問題を解くときの時間配分

短文&長文穴埋めのところで、23分を費やしたあなたは、読解に45分は費やすことができる(のこった時間は見直し用)。しかしここでも悠長なことは言ってられない。とにかくスピーディに進めることが重要である。

まず設問を読む

長文読解をするときの鉄則は、「本文の前に設問を読む」である。設問さえ読んでおけば、だいたいどんな文章が書かれているのかわかるし、設問を意識しながら読むので読み間違いも少なくてすむ。なにより、設問に関係ないところを飛ばして読むことができる。最後の3行が設問に関係ない場合、最後の3行を読む前に設問に全て回答デキてしまう。そうなると、そこはもう読む必要がないので次の問題に移れるというわけだ。

苦手と感じた文章は後回しにする

また、ある文章が難しいと考えたらその問題はまるまる後回しにしよう。私も本番のとき、1文章(設問は4問)全く意味の分からない文章に出くわした経験がある。まったく意味がつかめなかったのはたぶんアガっていたからで、別の問題を問いたあと落ち着いて読み直したらあっさり理解できた。TOEICで900点を取ろうと思ったら、1文章ごと思い切って後回しにするそういう心理戦も重要になってくるのだ。

手軽にできるTOEICリーディング対策

基本的にリーディングは単語力とリスニング力をつければある程度のレベルまで対応可能だ。そもそも、30日でTOEIC900点を取る場合、リーディングにあまり時間をかけることも出来ず、単語学習とリスニングでリーディング対策も兼ねるのがセオリーだろう。しかし、もっと英文に慣れないとリーディングも不安だ、という方もいらっしゃるだろう。そこで私はWikipedia英語版を寝る前に読むことをオススメする。

Wikipedia英語版は良質英文の宝庫

Wikipediaの英語版は質の良い英文が多い。wikipediaは辞書なので、関係代名詞がよく使われている。リーディングでスラスラと文章を読むには、関係代名詞を日本語訳せずに(つまり被修飾語に戻って読み直さずに)、一気にsentenceを読み切る必要がある。そういう意味でwikipediaの英語版はとても良質な英文の宝庫と言える。また、単語レベルもNewYorkTimesなど英文誌のようにバカ高くなく、TOEIC900点を目指すものにとってちょうど良い。自分が興味のある分野か、TOEICでよく出る経済用語がオススメだ。

例1)坂本龍馬

Sakamoto Ryōma (坂本 龍馬 Sakamoto Ryōma?, January 3, 1836 – December 10, 1867) was a leader of the movement to overthrow the Tokugawa shogunate during the Bakumatsu period in Japan. Ryōma used the alias Saidani Umetarō (才谷梅太郎 Saidani Umetarō?) as a cover name during his work to keep Japan united in the creation of a modern government which would allow his country to join the rest of the world which was in a colonizing mode, while keeping its own sovereignty intact.(wikipediaより)

例2)Capital gain

A capital gain is a profit that results from investments into a capital asset, such as stocks, bonds or real estate, which exceeds the purchase price. It is the difference between a higher selling price and a lower purchase price, resulting in a financial gain for the investor.[1] Conversely, a capital loss arises if the proceeds from the sale of a capital asset are less than the purchase price.(wikipediaより)

※追記:日本語関連の項目は英語が不自然である場合もありますので、避けた方が無難かもしれません。

風呂場でTOEICリーディング対策

900点攻略スケジュールでもかいたが、風呂にはる時間も上手く使うのが望ましい。しかし、お風呂場でも単語の暗記・・・というのはさすがに息が詰まるので、私の場合は英文の朗読に充てることにした。

100聞は1声に如かず

声に出して読む、ということは英語学習にとって非常に重要なのだ。ある研究者が子どもの行動と単語学習について調べたところ、10回聴くよりも3回話した方が学習精度が高かったそうだ。同じことが大人にも言える。ある文章を覚えるのに、100回聞くのと10回声に出して話すでのは、後者のほうがより深い学習につながるわけだ。

リズムを身につけよう

英文を声に出して読むと、英語のリズムが身につく。ある程度リスニングで英語のリズムを覚え始めているあなたは、そこそこ良い感じのリズムで英語を話せるはずだ。ただ聞いているだけよりも、声に出した方が英語のリズムが身につくため、リスニング対策として効果がある。

関係詞を前に遡らずに理解する

声をだすことはリーディングにも重要である。手軽にできるTOEICリーディング対策でも書いたが、短時間でリーディングをこなすためには、関係詞を前に遡らずに理解する必要がある。声を出して朗読する場合、文章を前に遡って読みなおすことは基本的にはしないので、ネイティブ同様の語順で英文を理解する訓練になるのだ。

私の場合、PenguinReadersを2冊購入し、気分転換代わりに朗読をすることにした。使われている単語数(レベル)が本に明記されており、選びやすくてオススメだ。種類も豊富で自分の興味のある本が、きっと見つかるはず。

  • 今日700点前半だった人→LEVEL4(1700 words)
  • 今日700点後半だった人→LEVEL5(2300 words)
  • 今日800点以上だった人→LEVEL6(3000 words)

The Story of the Internet: Level 5 (Penguin Readers Simplified Text)

読解力とリスニング力

リスニングで速読対策

読解力の一部はリスニングの練習で補うことができる。リスニングは、日本人の我々にとっては極めて速いスピードで強制的に耳に飛び込んでくる。当然我々はそのスピードについていかなくてはいけない。はじめはついていけなくて大変だが、毎日1時間程度の英語を聞いていれば自然になれてくるものだ。

こういった具合でリスニングに取り組んでいると、知らず知らずのうちに速読力が身についてくる。英単語の羅列を素早く理解し、和訳せずとも内容を理解することができるようになってくるのだ。そこで初めてリーディングの問題を解く。0日目にはありえなかったような速度で文章を読むことができるようになっているはずだ。読解力はリスニングのトレーニングである程度身につくものなのだ。よって、前半15日はリーディングよりもリスニングの勉強を優先していただきたい。

リスニング:音声→耳→英文→理解

リーディング:文字→目→英文→理解

英文→理解はリスニング・リーディング共通。

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